ONE FUKUOKA BLDG.出店の背景

 福岡・天神に誕生したONE FUKUOKA BLDG.は、ビジネス・商業・居住が融合する複合施設として注目を集めています。その中核であるショップエリアに、銀座で長年愛されてきた老舗文具店・伊東屋が出店することは、上質なライフスタイル提案の象徴として大きな意味を持ちます。

デザインのアプローチと店舗構成

 デザインは、銀座本店から継承したフォーマットをベースにしながらも、什器デザインや素材選定において細部をブラッシュアップ。伊東屋らしさを保ちながら、福岡という新しい文脈にふさわしい空間に仕上げました。
 特筆すべきは、支店としては初導入となる、伊東屋オリジナル高級筆記具ブランド「ROMEO」の専用売場。ブランドの世界観を体感できる構成としています。
店内はオーク材を基調にナチュラルな内装でまとめ、柔らかく包み込むような空間に。回遊性を意識したレイアウトによって、来店者に発見と楽しさをもたらす店舗体験を実現します。

Data

所在地:福岡県福岡市中央区天神
規 模:売場     108.00
    バックヤード  9.75 ㎡
         計 117.75 ㎡
施 工:株式会社バウハウス丸栄

什 器:株式会社オカムラ

BIMで作成したイメージパース

BIM(ビム)とは、建築設計に用いられるソフトウェアで、実際に建設する建物の3Dモデルをベースに設計を進めることができます。
完成イメージや変更による印象の変化などを視覚的に掴めるため、発注者にも提案の具体的な内容がわかりやすくなります。また、設計の変更が一元的に全ての図面や3Dモデルに反映されるため、設計プロセスがスムーズになります。

詳しくは下記をご参照下さい。